「DDS」という言葉を耳にしたことはありますか?
DDSとは、ドラッグ・デリバリー・システムの略で、医薬品の効果を目的の部位に効率的に届けるシステムのことです。
簡単に説明すると、薬の効果をより効率よく届けるって感じですかね。
もともとは医療分野で開発されたシステムですが、現在は美容液などの化粧品にも採用されています。
体内での薬物分布を制御することで、薬物の効果を最大限に高め、副作用を最小限に抑えることを目的とした技術であるDDS(ドラッグデリバリーシステム)。
この記事では今注目されているDDS(ドラッグデリバリーシステム)について紹介させていただきます!
最後には実際にDDSでオススメの美容パックも紹介しています!
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飲んだ薬の効き目は100分の1程度?
みなさんが薬を飲むとき、「これって本当に効き目あるの?」と思ったことはありませんか?
薬を飲んだ時、実際に患部にまでたどり着いて効き目を発揮するのは、飲んだ量のわずか100分の1程度しかないという話を聞いたことがあります。
また、薬の成分の中には生体内で速やかに分解されて効力がほとんどなくなってしまうものもあります。
あるいは、必要のない部位に作用し副作用を引き起こすこともあります。
薬の持つこのような欠点を改善する技術がDDS(ドラッグデリバリーシステム)なのです。
DDSは化粧品にも採用されている
これは薬だけでなく化粧品においても同じです。
例えば、コラーゲンを肌の外側から塗ってもほとんど効果がないといわれるように、肌には余分なものが入り込まないようにするバリア機能があります。
このバリアによって、もちろん悪いものも入らないようにしているのですが、コラーゲンのような良いものまで入れないようになっているということです。
異物をバリアする機能は、体がもつ本来のものではあるのですが、これだとせっかく薬や化粧品を使ったとしても効果が期待できない可能性がありますよね。
DDS機能で効率よくケアできる!
DDSの機能によって、薬や化粧品の成分が目的の場所に効率良く届きます。
つまり、特定の場所に的確な効果が得られるんです。
また、効率的に機能するため、投薬量や使用量を減らすこともできます。
その他、必要としている箇所のみで成分が働くので、副作用を抑えることにもつながります。
このようにDDSは薬や化粧品を日常的に使用している私たちにとってうれしいポイントがたくさんあります。
DDSの種類
DDSは大きく3つの種類に分類されます。
キホン情報としてみておきましょう。
放出制御 | 吸収改善 | 標的指向化 | |
概要 | 薬の血中濃度を適切な濃度に保つ | 消化管や皮膚からの吸収を改善する | 目的とする部位へ効率よく薬剤を届ける |
方法 | ・徐放製剤化
薬をゆっくり溶け出させることで、血液中の薬物濃度を一定に保たせる
・腸溶性製剤 胃では溶けず、腸で溶けるように設計する |
・プロドラッグ化
有効成分自体の構造を変換し、腸からの吸収改善を行う
・投与経路の変更 腸からではなく、肺や鼻などから薬を吸収させる |
・薬剤の修飾
高分子による修飾などを行い、目的とする標的に効率よく薬剤を届ける
・目的部位に直接投与 作用させたい標的部位に直接投与するように設計する |
DDS化粧品を探してみよう!
DDSとはこれまでにも説明しましたが「必要な場所に、必要な時間、必要な量だけ届ける技術」のことです。
例えば薬の場合、効果が期待できるものほど副作用も強いという印象がありますが、DDSを用いれば副作用の問題も解決することができます。
薬剤を小さなカプセルに閉じ込めることによって、毛細血管の小さな部分にも入りやすくなり、患部に達してから薬剤を放出することができます。
例えば、DDS機能を採用した化粧品に『DDS MATRIX』があります。
MATRIXはアイテックインターナショナルが販売している化粧品です。
研究のすべてを結集して誕生した、高機能スキンケア&ベースメイクがそろった全12種類のシリーズです。
商品ラインナップは、美容液やファンデーション、導入ジェル、アイシートなどがあります。
できれば全部試したいとも思うのですが、決して安いものではないため、特におすすめの商品をご紹介します。
・DDS MATRIX エキス(美容液)
ヒト脂肪細胞順化培養液エキスで皮膚の基礎である繊維芽細胞(ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン)へ直接アプローチしてくれます。
加齢によって徐々に減少してくお肌のハリやツヤ、弾力を取り戻すのはなかなか難しいですよね。
DDS MATRIX エキスは、繊維芽細胞に直接アプローチしてくれるので、肌が本来もっている自らの力を引き出す手助けをしてくれます。
・DDS エクソソーム導入ジェル(保湿)
導入ジェルで保湿することにより肌のバリア機能が回復し、乾燥から守ってくれます。
水分を保持するだけでなく、内側から保湿成分を生成してくれ、肌本来の健康的な状態へ導いてくれます。
また、繊維芽細胞まで有効成分であるイソフラボン含有植物エキスが届き、自らの力で保湿成分を製造します。
小さなお子さまでも使用できる低刺激な成分もお肌が弱い方にはうれしいですね。
まずは手軽にマイクロニードル!
他にもDDS化粧品はあります。
たとえば、マイクロニードルです!
マイクロニードルは、ヒアルロン酸などの成分を針状に固めたシート状の化粧品です。
肌と密着するように顔に張り付けることで、体温によって溶け出した成分が角層まで浸透していきます。
これも「肌に届けることを追求した」化粧品なので、DDSと呼んでもいいでしょう。
痛くない!マイクロニードル
私が使ったのは『ダーマフィラー』です。
ダーマフィラーは京都の製薬会社がつくった化粧品・美容パックです。
じつは、「溶解型マイクロニードル技術」を開発し、世界ではじめて実用化したのが、ダーマフィラーをつくっている会社です。
ダーマフィラーの使用方法は超カンタン!
シートを台紙からはがし、気になるところに張り付けるだけです。
目元、口元などお好きなところに使えます。
私は30歳を過ぎたころから気になっていた目元に使ってみました。
装着した感じは、少しチクチクするかな…といった印象です。
歯ブラシの毛先を軽く押し付けたような感覚。
針がついているというと、傷みに弱い方は心配になりますよね。
でも大丈夫です。
「痛くて使えない」ということはありませんよ。
何よりもうれしいのは、手軽さです。
例えば美容パックなどの場合、美容液がヒタヒタに染み込んだパックは水分が落ちないように気をつけなければいけなかったり、つけているあいだは体勢をあまり動かせなかったり、すこし煩わしく感じることがあります。
一方で、マイクロニードルの場合、装着しているあいだは本を読んだり、テレビを見たり、家事をしたり、普段となんら変わりない生活を送ることができます。
ピッタリくっついたマイクロニードルがはがれ落ちる心配はありません。
私は気づいたらあっというまに1時間たっていました。
じわじわと溶けていく感じがなんとも心地よく、「効いてるな~」とワクワクしてきます。
まずDDSの効果を手軽に感じたいという方はぜひ一度使ってみてくださいね!
マイクロニードルのダーマフィラーについてはこちらで詳しく紹介しています↓↓
クオニス ダーマフィラーの効果を徹底解説!メリット・デメリットも紹介
超話題のヒアルロン酸注入パッチの体験談!ダーマフィラーを使ってみた!
今話題のダーマフィラーを使ってレビューしてみた!実際に使って感じた10のコト
ちなみにこちらのショッピングサイトでダーマフィラーを最安値で販売されています。
ダーマフィラーを最安値で購入したい方はこちらからどうぞ!
医療分野で採用されているDDS化粧品を使おう!
今回はDDSの医療以外への応用例として化粧品を取り上げました。
ドラッグデリバリーシステムという言葉や、DDS化粧品はまだまだ一般的ではありません。
これからもっとたくさんの会社から、いろんな種類の化粧品が出てくることが予想されるでしょう。
知らない人が多い今だからこそ、最先端の美容技術であるDDS化粧品をぜひ試してみてください!
ぜひみなさん試してみてくださいねー!
最後までご覧いただきありがとうございました!
以上「DDS(ドラッグデリバリーシステム)化粧品とは?効果があるってホント?」でした!
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